付き合っている彼氏と浮気相手、どちらも本気で好きで、それぞれに魅力があって決められない。
早く決めなければと悩んでいる状況は、心身ともに疲れてしまって本当につらいですよね。
二股が続けば続くほど、罪悪感や情が深まり、ますます決めるのが難しくなっていきます。
では、一人に絞るためにはどうすればいいのでしょうか?
結論から言います。
すぐに答えを出さなくていい。
納得して決められるまでは、とりあえず同時進行で構わない!
自分勝手だ、と思われたでしょうか?
ですが、これから自分が選ぶ相手との人生を、より豊かで幸せなものにするために真剣に葛藤することは決して自分勝手だとは思えません。
一生懸命考えて、ようやく選んで納得して一人に絞った方が、その人をより大切にしたいという気持ちが強まるのではないでしょうか。
ただ、いつまでも選べないまま関係を続けていると、さすがに誠実さを欠いてしまいますよね。
そこで、1人に決めるための方法をまとめましたので、詳しくお伝えします!
少し長くなりますが、最後までお読みいただけると嬉しいです。
一人を選ぶための方法7選
一人を選ぶための7つの方法をご紹介します!
① それぞれの良い点と気になる点をリストアップする
② 気になる点について、それが許せるかどうか考えてみる
③ 連絡を控えて、少し距離を置いてみる
④ 一緒にいる時の心の温度を思い出す
⑤ どちらの男性と一緒にいる自分が好きなのかを考える
⑥ 自分がこれからどんな人生を送りたいのかを考える
⑦ 10年後、20年後、30年後、隣にいるのは誰なのかを想像してみる
1つずつ順番に詳しく解説していきます。
① それぞれの良い点と気になる点をリストアップする
あまり深く考えず、それぞれの人について簡単にリストアップしてみましょう。
こういうところが好き、こういう行動が嬉しかった、この言葉に違和感があった、など具体的にあげましょう。
例をいくつか挙げてみますね。
男性Aの場合
<良い点>
・仕事熱心で収入が多く経済面で安定している
・頭がよく物知りで尊敬でき、困ったときに頼れる
・感情の起伏が安定していて喧嘩もなく、いつも冷静
・同じ旅行好きで、一緒に行くと頼もしく安心して楽しめる
・おいしい料理を作ってくれる
・整理整頓が得意
<気になる点>
・スキンシップが少なめで少し寂しい
・将来の話を避ける傾向にある
・おしゃれに無頓着
・一人の時間が好きで、部屋にこもることも多い
・ものごとに慎重になりすぎる
・口数が少なく、何を考えているかわからない
男性Bの場合
<良い点>
・感情表現が豊かでよく笑い、一緒にいて楽しい
・「好き」や「かわいい」を言ってくれ、愛情を感じやすい
・ショッピングに付き合ってくれる
・結婚願望があり、将来について話し合いができる
・おしゃれで長身でかっこいい
・ありがとうとごめんねを伝えてくれる
<気になる点>
・収入はあるが仕事が安定していない
・物事に対するこだわりが強く、細部まで気にする
・価値観が少し違っていて衝突しやすい
・整理整頓が苦手で物をため込みがち
・料理中に口うるさく、小さなことで喧嘩する
・イライラが態度に出やすい
思いつくままたくさん書き出してみましょう!
「最初の一口を必ず分けてくれる」「話を最後まで聞いてくれる」といったささいなことや、「一緒にキッチンに立つとよく喧嘩してしまう」「お金に細かい」といったことなど、どんなことでもOKです。
日常の一コマを思い出しながら書いてみましょう。
書き出すうちに、だんだんと頭の中が整理されてきますよ。
★リストアップするメリットとして下記があげられます!
・感情を「見える化」することで、曖昧だった気持ちが言葉として整理される
・自分の本音に気づきやすくなり、新たな発見がある
・後で読み返すことで、冷静な気持ちで別の視点から考えることができる
・自分の感情を文字にして表現することで、心を落ち着かせることができる
このように感情を文字にすることで冷静になり、客観視して考えられるようになります。
なんとなく書いてみるだけでもいいので、ぜひやってみてください!
② 気になる点について、それが許せるかどうか考えてみる
気になる点を書き出したところで、それはある程度許せることなのか考えてみましょう。
さらに、改善できることなのかも一緒に考えてみるといいですね!
例えば男性Aの場合、
・スキンシップが少なめで少し寂しい→許せない(こちらからスキンシップをとる)
・将来の話を避ける傾向にある→許せない(話し合いの時間をもうける)
・おしゃれに無頓着→許せる(清潔感があればよい)
・一人の時間が好きで、部屋にこもることも多い→許せる(自分も何かすればいい)
・ものごとに慎重になりすぎる→許せる(自分が引っ張っていいけばいい)
・何を考えているかわからない→許せない(大事なことは言葉にしてもらう)
男性Bの場合、
・収入はあるが仕事が安定していない→許せる(転職活動を頑張っているので応援する)
・物事に対するこだわりが強く、細部まで気にする→許せない(無理に合わせない)
・価値観が少し違っていて衝突しやすい→許せない(そういう考えもあると受け入れる)
・物の整理が苦手で物をため込みがち→許せない(断捨離を促し、手伝う)
・料理中に口うるさく、小さなことで喧嘩する→許せない(一緒に料理はしない)
・イライラが態度に出やすい→許せない(イライラしているときはそっとしておく)
こう見ると、男性Bの方が、許せない・改善しにくいことが多そうですよね。
許せない部分を我慢していると、やがて心に亀裂が生まれます。
男性の日ごろの魅力的な部分は癒しに繋がることもありますが、許せない部分を「この人らしさ」として受け入れ、愛することができるでしょうか?
許せない部分も愛おしく感じられるかどうかというのが、見逃してはならないサインです。
相手の不器用さを見て、守りたいと思えるでしょうか?
困難を乗り越えてお互いに支え合いながら一緒に進んでいきたいのはどちらの男性でしょうか?
改善できることはこちらから働きかけて理想の彼氏・夫になるよう育てていく、というのも素敵です。
長い人生を共に歩む、という軸で考えると、答えが明確になるかもしれません。
③ 連絡を控えて、少し距離を置いてみる
これはかなり勇気がいりますが、一旦2人の男性と距離をおいてみることも考えてみてください。
または片方の男性とだけ距離をおいてみるのもいいです。
会えないつらさをぐっとこらえ、少し距離を置くことで見えてくるものはたくさんあります!
★一旦距離を置くことで得られるメリットとして、次のようなものがあげられます。
・離れていることで愛しさが増すのか、それとも心が軽くなるのかで答えが見えてくる。
・離れてみると、この人が自分にとってどんな存在だったのかが見えてくる。
・ただの執着なのか、愛なのかが分かってくる。
・感情の渦中では気づけなかった「許せない部分」や「愛しい部分」が客観的に見えるようになる。
一緒にいて楽しい人はたくさんいます。
ですが、離れると心に穴が空いたように感じる人は、なかなかいません。
それだけ自分の世界の大切な一部であるということです。
距離をおくという行動はつらい反面、得られる気づきも大きいと考えています。
④ 一緒にいる時の心の温度を思い出す
「その人と一緒にいると、心が温かくなりますか?」
その人といるときの、心の温度を思い返してみてください。
例えばこんな感じです。
<温かい記憶>
・隣にいるだけでほっとして力が抜ける。
・何も話さなくても、無言の時間が心地いい。
・手をつなぐと安心感がある。
・無理をせず、自分らしくいられる。
<冷たい記憶>
・沈黙が怖い。
・一緒にいてもどこか不安に感じる。
・楽しいはずなのに虚しい。
・笑いのツボが合わない。
心の温度は嘘をつきません。
その人といて、どこか違和感を感じたり、モヤモヤすることはないですか?
その違和感の正体は、価値観のズレや感性の不一致など、目に見えないサインかもしれません。
一緒にいるときに心がほっこり温かくなるなら、心が守られている証です。
⑤ どちらの男性と一緒にいる自分が好きなのかを考える
「その人といるときの自分は好きですか?」
恋愛はただ相手を好きになるだけではなく、その人といるときの自分が好きになれるかも大切です。
なぜなら、”自分らしくいられること”が長く続く関係の秘訣だからです!
・その人といる自分はどんな表情をしている?笑っている?緊張している?イライラしている?
→→リラックスして関われているということであれば、素の自分を出せている証拠です。
・その人といるとき、安心して弱さを見せられる?
→→感情を隠さず飾らずにいられるということであれば、素直に表出できている証です。
・その人といるとき、自分は優しくなれる?強くなれる?
→→余裕が生まれ、自分と他者を大切にできるなら、その人が優しさと強さの鏡になっています。
自分らしくいられることで、心に余裕が生まれ、自分にも相手にも優しくなれます。
心に余裕をもつことで相手を思いやることができ、それが良好な関係に繋がるのです。
⑥ 自分がこれからどんな人生を望んでいるかを考える
どちらの男性が好きかだけでなく、”自分がどんな人生を望んでいるか”を考えることも大切です。
・将来に対する不安がなく、安定した生活を送りたい
・たとえ質素でも支えあい、日々の幸せを大切にして過ごしていきたい
・贅沢でワクワクするような生活を送りたい
・今の仕事が好きなので、続けていきたい or 専業主婦になりたい
・いつかは起業したい
・フリーランスとして活躍したい
・賃貸がいい or マイホームを建てたい
・子育てをしたい or 子供は生まずに、夫婦二人で仲良く過ごしたい
・半年に一回は一緒に旅行へ行きたい
・都会 or 田舎で暮らしていきたい
・猫を飼いたい
・老後は田舎で静かに暮らしたい
年齢を重ねると価値観が変化し、それに伴い夢や希望も変わっていくものですが、現時点での自分軸で考えてみてください。
その人は、あなたの夢や希望に寄り添ってくれるでしょうか?
あなたの夢や希望について、ゆっくりと落ち着いて話し合うことができますか?
その人はあなたの夢や希望を否定せず、全力で応援し、支えてくれますか?
どちらの人とならこれからの人生を自然に歩めるのか、自分の望みを基準に考えることで、将来を共にしたい相手が見えてくるかもしれません!
⑦ 10年後、20年後、30年後、隣にいるのは誰なのかを想像してみる
焦って決めようとすると、どうしても目先の状況にとらわれがちです。
一度落ち着いて、自分とその人との、未来の光景を想像してみましょう。
現実的に、一緒にいる未来が想像できる人の方が、人生うまくいきやすいのではないかと思います!
例えば、次のような未来を自然に思い描けるのであれば、それは現実的に考えられるのではないでしょうか?
私は、子ありと子なしのパターンで、以下のように想像してみました。
30代の未来
・子供が生まれ、マイホームを建て、大切な人と子供と一緒に幸せに暮らしている。
・子なし夫婦。共働きで家事を分担。お互いにやりたいことを尊重しつつ、日々感謝し支え合う。
40代の未来
・子供の成長が夫婦の楽しみ。教育方針について語り合う。食事は家族全員で揃ってとるのが習慣。
・子なし夫婦。ふたりの役割や日課が定着していく。猫を飼う。定期的に旅行を計画するのが楽しみ。
50代の未来
・子供が巣立った淋しさを感じつつ、特別な日には夫婦で温泉旅館に泊まるのが楽しみの一つ。
・子なし夫婦で、二人でこれからの住まいや資産形成について語り合う。
どうでしょうか。その人との未来は見えてきましたか?
もちろん、未来がどうなるのかは予測不可能です。
・突然の災害で家を失うかもしれない。
・妊活を続けていたが、不妊症と診断され、子どもを持つことが難しい未来もあるかもしれない。
・どちらかが事故に巻き込まれて後遺症が残ったり、病気になったりして働けなくなるかもしれない。
大きなトラブルに見舞われたとき、その人は静かに寄り添い、支えてくれるでしょうか?
または、落ち込んで弱音を吐いているその人を、自分が全力で支えたいと思えるでしょうか?
他にも、日常で起こるささいなトラブルや、揉め事の種もありますよね。
・料理の味つけを濃くしすぎてまずくなった。
・鞄の中にあるはずの財布がなかなか見つからない。
・明日は仕事なのに、帰る予定の飛行機が悪天候により欠航になってしまった。
・旅行先で運転中、ガソリンが切れそうなのに近くにガソリンスタンドが見つからない。
こんな状況だと、イライラして冷静さを欠いてしまいそうですよね。
その人が悪い状況を責めるような人だと、さらにイライラが募ってしまいます。
反対に、「大丈夫、なんとかなるでしょ!」と冷静にトラブルをポジティブに変換してくれたり、スリルを楽しむ余裕がある人だと、とても頼もしいですよね。
この人がいれば何があっても大丈夫だと思わせてくれる人だと、自分の心にも余裕が生まれます。
一緒にいるとポジティブな気持ちにさせてくれる人を選ぶと、人生がもっと楽しくなりそうですよね!
まとめ

この記事では、二人の男性の間で一人に絞れず悩んでいる方に向けて、一人に決めるための7つの方法をご紹介しました。
要点をまとめると、以下の通りです。
1.それぞれの良い点と気になる点をリストアップする
→文字にして書き出すことで、曖昧だった気持ちが整理され、客観視して考えられるようになる。
2.気になる点について、それが許せるかどうか考えてみる
→許せない部分を我慢していると心に亀裂が生じる。許せない部分も愛せるかがヒントになる。
3.連絡を控えて、少し距離を置いてみる
→離れていて愛しさを感じるのか心が軽くなるのかで、その人がどういう存在なのかが見えくる。
4.一緒にいる時の心の温度を思い出す
→心の温度は嘘をつかない。その人といて温かい気持ちになるなら、それは心が守られている証。
5.どちらの男性と一緒にいる自分が好きなのかを考える
→自分らしくいられることで余裕が生まれ、自分にも相手にも優しくなり、長続きに繋がる。
6.自分がこれからどんな人生を送りたいのかを考える
→自分が叶えたい望みに対し、どちらの男性が深く寄り添ってくれそうか考えることが大切。
7.10年後、20年後、30年後、隣にいるのは誰なのかを想像してみる
→目先の状況にとらわれず、その人との未来を想像することで、現実的な答えが見えてくる。
焦って決断しようとしなくて大丈夫です。
もうすでに二股をしてしまっているのですから、罪悪感にとらわれて無闇に悩むのではなく、一旦心を落ち着かせて、自分と向き合うことが決断への近道になります。
一日でも早く二股の苦しい状況から抜け出し、納得のいく選択をし、素晴らしい人生を歩めることを心から願っています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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